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トイパラダイス:トイザウルスのすむ楽園

 

会期:2023年7月15日(土)~9月10日(日)

おや、どこかから重たい足音が聞こえてきませんか?
美術館に足を踏み入れると、、、ああ!
たくさんの恐竜たちが歩いています!

ここはトイザウルスたちがのびのびと暮らす楽園「トイパラダイス」です。
トイザウルスをよく見ると小さなおもちゃがたくさん集まって今にも動き出しそうな恐竜の姿になっています。

  

夏の不知火美術館企画展は、美術家・藤浩志が展示室をトイザウルスが暮らす、
私たちの日常とは別の世界に作り変えます。
展示室の中の造形物の素材は、すべておもちゃ。
家庭で不要になったおもちゃの物々交換システム「かえっこ」を各地で行うなかで集まったおもちゃを
丁寧に分類し、生まれ変わらせています。

「社会的に価値を認められていない存在」に着目してエネルギーを注ぎ込み、
「感動的な状態に変化させる技術が美術」と語る藤。
美術にとどまらず、都市計画や防災、ゴミ問題など領域横断的に現代社会の課題にアクセスし、
循環型社会や地域とアートの関係性を提起して、
社会の中に新しいシステムを生み出していくことを自らの活動としています。

さまざまな土地で人と対話しながら、言葉未満の事に光を当て、身近な出来事から社会を変えていくでしょう。

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開催概要

会  期:2023年7月15日(土)~9月10日(日) ※会期中無休
開館時間:9:00~18:00(土曜日のみ9:00~21:00)
料  金:一般300円、高大生200円、中学生以下無料
※20名様以上の団体は2割引き 
※障がい者、戦傷病者の各種手帳の交付を受けている方及びその介助者の方は半額
※後期高齢者医療被保険証の交付を受けた市内在住者は半額

主  催:宇城市不知火美術館(宇城市教育委員会、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)
協  力:MORI YU GALLERY
後  援:熊本県文化協会、熊本日日新聞社、KKT、TKU、RKK、KAB

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関連イベント

海の日!アーティストトーク

藤浩志が作品について、これまでの活動についてお話します。
・日時:7月17日(月祝) 13:30~15:00
・場所:ブック&カフェエリア
・定員:30名
・参加費:無料
・受付:7月1日からカウンター又はお電話にて

山の日!かえっこバザール

 

使わなくなったおもちゃを持ってきて「かえるポイント」と交換。
もらった「かえるポイント」でおもちゃのお買い物ができます。
・日時:8月11日(金祝) 17:00~20:00
・場所:芝生広場
・参加資格:「こども」と「こどもの心を持った人」
・持ち物:使わなくなったおもちゃ

かえっこバザールをつくるワークショップ

かえっこバザールの中で、子どもを対象とした体験コーナーをつくったり、
子どもたちと一緒に遊びたい方向けのワークショップを開催します。
かえっこバザールを一緒に運営したい方も大歓迎!
・日時:8月11日(金祝) 13:00~15:00
・場所:アトリエ大
・対象:小学校高学年以上の「こどもの心」を持った大人
・受付:8月1日からカウンター又はお電話にて

※夏休みは、このほかにも美術館ワークショップを多数開催予定。
※日程及び内容が変更・中止になる場合があります。最新情報はHPをご確認ください。

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ARTIST 藤 浩志

美術家。1960年鹿児島生まれ。
京都市立芸術大学在学中に演劇に没頭した後、地域をフィールドとした表現を模索。
同大学院修了後パプアニューギニア国立芸術学校に勤務し原初的表現と文化人類学に出会う。
バブル崩壊期の再開発業者・都市計画事務所勤務を経て土地と都市を学ぶ。
「地域資源・適性技術・協力関係」を活用した美術表現を志向し、全国各地でプロジェクトを試みる。
取り壊された家の柱素材の「101匹のヤセ犬の散歩」。
一か月分のお給料からの「お米のカエル物語」。
家庭廃材を利用した「Vinyl Plastics Connection」「Kaekko」「Polyplanet Company」「Jurassic Plastic」。
架空のキーパーソンをつくる「藤島八十郎」等。
十和田市現代美術館館長を経て秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科・アーツ&ルーツ専攻教授、
NPO法人アーツセンターあきた理事長、秋田市文化創造館館長、株式会社藤スタジオ代表取締役。
藤スタジオのホームページはこちらから

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